「3人、産みました。」

3人目は超高齢出産、44歳で産みました。

超高齢出産~3人目妊娠が分かったときの周りの反応~

”わたし”が3人目を妊娠したのは、43歳の秋でした。

 

3人目とは言え、やはり妊娠初期の段階は

心配でした。

 

安定期の妊娠5ヶ月に入るまで、

ママ友や周囲の人達には妊娠した

ことを黙っていました。

 

実は長男と次男にも、妊娠したことを

黙っていました。

 

というのも、当時の2人はまだ小学校低学年。

「ナイショだよ」と言ったところで

思わず口に出しちゃうお年頃です^^;

 

また、余計な心配をかけるとも思ったので

2人にも黙っていました。

 

ですが、なんとなく”変だな”と思っていたようです。

 

3人目で初のつわりを体験した”わたし”は

妊娠初期のころ、昼間でもソファに横になって

いることが多かったのでした。

 

そんな体調が悪そうな”わたし”を見て

心配とともに”何か変だ”と、感づいていたようです。

 

 

妊娠5ヶ月、周囲に妊娠の事実を公表

妊娠してお腹が少しふっくらしてきても

ちょうど季節が冬ということもあり、

ダウンやコートを着たり、厚着だったので

周囲から気付かれることはありませんでした。

 

ですが、妊娠5ヶ月になったとき

あえて自分から周りに公表しました。

 

「気付かれないなら、あえて自分から公表

 しなくても良いのでは?」

そう思われる方も多いでしょう。

 

”わたし”もできればそうしたかったのですが

そうも言っていられない事情がありました。

 

それは、長男と次男が通っている習い事に関係

していました。

 
次男の学年で事務長をやる予定だった

当時、長男と次男はスポーツ少年団

所属していました。

 

長男の学年は人数がさほど多くなかったため

年度ごとに話し合って、役員の選出をして

いました。

 

ですが、次男の学年は人数も多く

スポーツ少年団に入団したときに

将来的に、おおよその役員割当を

決めていました。

 

”わたし”は、第3子を出産する年に

事務長を引き受ける予定になっていました。

 

事務長となった場合、防具の運搬や

下の学年をまとめてお世話すること

になります。

 

また、合宿や遠征といったイベントの

手続も行います。

 

第3子妊娠前に決まっていた、この役割。

特に依存は無かったのです、赤ちゃん連れで

この役割を担うことで、逆に団員のみんな

に迷惑が掛かるのではないか?・・・ということが

気掛かりでした。

 

そのために、妊娠していることを公表し

「それでも事務長をやっても良いか?

 必要なときには手を貸してください」

という、相談をしたかったのです。

 

そのため、公表することにしました。

 
そして、公表した結果・・・

次男の学年の保護者のみなさんに集まって

いただき、妊娠していることを告げました。

 

そうして

「できることなら、事務長はこのまま引き受け

 させてもらいたい。

 たぶん、1歳過ぎたころの方が、手が掛かって

 仕事はしにくくなる。

 そして、さらに翌年になると長男の学年で役員

 を受けることになると思う。

 

 それなら、予定通り事務長を受けさせてもらいたい

 けれど、もしかしたらみなさんに協力をお願いする

 ことがあるかもしれない。」

このようなことを、お話しました。

 

てっきり”では、協力するので事務長お願いします”って

言われると思っていたんです。

だって、誰も事務長やりたがっていなかったんで^^;

 

ですが、そうすると以外にも2組のお家が事務長を

変わると申し出てくれました。

 

赤ちゃん連れで、そこまで頑張る必要は無いと

言ってくれ、申し出てくれたうちの1組のお家のパパ

が、事務長を引き受けてくれました。

 

なんともありがたく、そして結果的に、やはり防具

運搬が重労働で、赤ちゃん連れではとても大変だった

ろうと、非常に助かったのでした。

 

翌日から広まる噂

スポーツ少年団の保護者のみなさんと話し合いをした

数日後、スーパーに買い物へいきました。

 

そしたら、知り合いのママさんにお会いして。

開口一番「妊娠されたんですって?おめでとうございます!」

と言われました^^;

 

そのママさんとは、長男・次男と子供の学年もかぶって

はおらず、普段もお話することはありません。

本当に、顔見知りという程度のお付き合いでした。

 

そのママさんのお子さんは幼稚園児。

なんでも聞くところによると、幼稚園ですでに噂が

広まっているということでした。

 

スポーツ少年団で、次男の学年の保護者の中に

兄弟で幼稚園児を抱えているお宅がいましたので

どこから噂が広まったのかは、なんとなく想像は

できましたが。

 

まさか、すでに卒園している幼稚園で自分の話

が出ているとは思いもせず。

ママ友ネットワークの怖さを垣間見た気がしたのでした^^;

 

そして噂は、出産時まで続く

そのスーパーでの1件以来、スーパーや公園、または

長男・次男の学校の授業参観。

自分の生活範囲内で知り合い会えば、

「妊娠したんだって~」と言われる日々でした。

 

なかには「みんなに勇気を与えたよ!」という

賛美の言葉を掛けてもらったりもしました。

 

”わたし”自身がネガティブな性格ではありませんが

それでも、ちょっと珍獣的扱いを受けているような

気分でした^^

 

そんな日々にも慣れ、そして出産。

 

出産後、SNSに出産報告をアップした”わたし”

SNSは知り合いのも公開にしていたので、写真もアップ

しました。

 

そこに、数年顔を会わせていなかったママ友から

「妊娠したって、昨日聞いたところだったのに~。早い!」

というコメントが(笑)

 

いつまでも噂が広まっていたんだなぁと、関心しました^^

 

 

みんな悪気は無いけど、珍しいものを見たって視線

やはり、長男・次男のときと違い、かなり物珍しそうに

見られている感じは拭えませんでした。

 

当時住んでいたところが狭い町だったということもあり、

かなり噂も人伝に伝わっていたようです。

 

嫌な気持ちにまではなりませんでした。

というのも、本当に親しい人や信頼している人達

は、そういう反応を一切しなかったからです。

 

自分の信頼している人達は、普段と変わらない態度

で接してくれました。

そして妊娠・出産も、長男と次男の時と同じように

祝福してくれました。

 

”わたし”には、この人達がいてくれるから大丈夫・・・と

思えたのです。

 

もしかしたら、40代以上で妊娠した方達の

中には、同じように好奇の目で見られ、

気持ち的に負担に感じている方もいるかも

しれません。

 

ですが、大丈夫です。

そういう人達は、本当の味方でも無ければ

敵にすらならないのです。

 

あなたは、あなたの信じる人達とお腹の

赤ちゃんを大事にしてあげてくださいね。