「3人、産みました。」

3人目は超高齢出産、44歳で産みました。

高齢出産~基礎知識~

高齢出産について、自分の体験談をふまえ

こちらのブログで色々書いていってますが。

 

自分でも、あらためて整理して

高齢出産について、情報を見直していたり

します。

 

そんな”わたし”の認識とともに

高齢出産の基礎知識となる点を

まとめていきたいと思います。

 

高齢出産って何歳から?

高齢出産とは、35歳以上の出産のこと

指します。

これは日本産婦人科学会が定義しており、

1991年ごろからになります。

 

以前は、30歳以上の初産婦が「高齢出産」

と言われていました。

 

ですが、30歳以上の初産婦が増えて

きたこと。

 

WHOの定義なども参考に、

現状に近い、35歳以上の出産が

「高齢出産」と呼ばれるようになり

ました。

 
超高齢出産は何歳?

ちなみに、超高齢出産ですが

これは50歳以上の出産のことを

指すそうです。

 

50歳以上というと、多くの女性が

閉経しています。

 

すでに自然妊娠の可能性自体が

極めて低くなっている年齢です。

 

中には、以前に採取して冷凍保存

した卵子によって妊娠・出産と

なったケースもあります。

 

参考までに・・・ですが

現在報じられている、世界の

出産最高年齢は72歳(インド人の方)

とのことです。

 

日本では60歳が最高で、卵子提供

による妊娠・出産とのことでした。

 

”わたし”のk高齢出産にまつわる笑い話

”わたし”が3人目を出産したのは44歳のとき。

 

そして、3人目は女の子でした。

 

上の2人はどちらも男の子。

 

次男は、ともかく自分よりも

下のきょうだいが欲しかったので

大喜びでした。

 

ですが、長男は3人目も男の子が良いと

言っていまして。

 

女の子が生まれたときには

「もう1人、産もう!」と

お願いされました^^;

 

”わたし”「いやいや、待って。母ちゃん

       さすがに、もう産めないわ。」

 

長男「大丈夫!ギネスでは日本の記録は

   60歳だから!!」

 

”わたし”「母ちゃん、ギネス狙う気ありません!!」

 

無邪気って恐ろしい(笑)

 

そんなセリフを言った長男も、今やすでに

中学生(2019年現在)。

そんなことを言ったのも、今や笑い話です^^

 

高齢出産のリスクについて

続いては、高齢出産のリスクについて

まとめていきたいと思います。

 

考えられるリスクとして

「母体へのリスク」

「胎児(子ども)へのリスク」

があります。

 

それぞれに分けて、まとめていきます。

 

母体へのリスク

母体側のリスクとして、一番問題と

なるのが“妊産婦死亡率の高さ”です。

 

 

40歳以上の高齢による分娩は

20~24歳の分娩と比べて

死亡率が20倍以上に跳ね上がる・・・

という報告があります。

 

そして、さらにリスクとして

あげられるのが妊娠時の

妊娠中毒症などのリスク

発症しやすいという点です。

 

年齢が上がると、どうしても

体の基礎代謝や免疫なども落ち、

妊娠という大きな体の変化に

ついていけなくなってしまいます。

 

そのため、高血圧・妊娠糖尿病

などの問題が出てきてしまい

妊娠中毒症として診断されて

しまいます。

 

胎児(子ども)へのリスク

続いては、胎児(子ども)への

リスクです。

 

まずは箇条書きにしてご紹介します。

 

  • 流産・早産・死産の可能性が高くなる
  • ダウン症などの染色体異常発生の可能性も高くなる

 

流産・早産のはっきりとした原因などは人によっても

異なりますので分かりませんが、”わたし”が当時

先生から受けた説明としては

 

「女性の卵子は、生まれたときにすでに体の中に持って

 いる。

 そのため、母親の年齢がが高いということは、卵子

 それだけ年月が経っているということ。

 

 年月の経った卵子は、どうしても弱くなってしまい、

 それが原因として流産の可能性が増してしまう。」

 

 

そしてダウン症などの染色体異常の可能性です。

これは、”わたし”も3人目妊娠時は、何度もネット検索を

していました。

 

当時の目に止まって覚えている内容は

染色体異常の確率の高さでした。

 

3人目を出産する時は44歳。

44歳での先天性染色体異常発生確率は50分の1

いう内容でした。

 

ちなみに、次男を出産した時は34歳になる年でした。 

34歳の先天性染色体異常発生確率は500分の1。

 

 

500分の1の確率と

50分の1の確率。

 

その具体的な数字を見たときに

愕然とした記憶が

今も残っています。

 

 

じつは、”わたし”が今も抱えている心配ごと

高齢出産による悩み、

流産・早産、染色体異常など。

 

高齢出産に関わらず、妊婦さんなら

ともかく贅沢は言わないから

元気に産まれてきてほしい・・・

そう願うことでしょう。

 

幸いにも、”わたし”の子供達は3人とも

健康に産まれてきてくれました。

 

ですが、3人目に関しては

いまだに心配していること

があります。

 

それは、”わたし”が発症した

妊娠糖尿病に関することです。

 

妊娠糖尿病と診断されたとき

先生から説明されたのが

 

「出産のときに胎児が急激な低血糖

 なる可能性がある。

 

 そうすると、小児糖尿病の発症する

 ことも考えられる」

 

細かい言葉は忘れてしまいましたが、

だいたい上記のようなことを説明されました。

 

お腹の赤ちゃんまで糖尿病になるかも

しれないということなのです。

 

そして、産んだ直後は保育器に

入り、経過観察となりました。

 

その当時は「異常なし」と診断

され、現在も何も問題無く過ごして

いる末娘ですが、

 

”わたし”自身が、生まれつきの糖尿病

になりやすい体質であること。

 

きっと娘も同じような体質を受け継ぎ

さらに、可能性も高いのだろう・・・と

考えています。

 

現在は表立った症状が出ているわけでは

ありませんが、娘には成長した後にも

ちゃんと伝えておかなければ・・・

 

特に、妊娠・出産などの体の変化が

大きいときには注意した方が良いと

いうことを、伝えておかなければ・・・

 

そう、思っています。